TBSテレビの大人気番組「クレイジージャーニー」で呪物蒐集家の田中俊行さんの回のイラストを担当しました。
南アフリカで信仰されるブードゥ教とは?
今回の舞台は西アフリカ。ブードゥー教の信者が多い地域で、西洋列強国によりキリスト教化された際、土着のアフリカ信仰とカトリックが混ざってできたものがブードゥー教です。
ブードゥの魔人「アジンザ」の毛は何故動く?
魔人アジンザとよばれる70cm~1m程度の小さい生き物の毛はなんと単体で動くのだそうです。実際田中さんが入手されていましたが、ゆっくりとしかし確実に蠢いていました。
西アフリカの呪物は動物の身体を使ったものが多くみられ、それらを焼いたり煮込んだりすりつぶしたりして作るそうですが、そのレシピは呪術師たちによって異なり門外不出とされているのだそうです。
不気味な人形「オラクル」とは?
トーゴという国にある呪術専門市場では手の長いオラクルという人形が売られていて、村で盗人などのトラブルがあるとその長い手が泥棒を指し示すと言われているそうです。
どういう原理で動くのでしょうか…なんとも不思議なお話ですが、使いようによっては便利な人形ですね。(冤罪だったらどうすんだろ…)
ブードゥに伝わる「呪術相撲」とは?
お次は「呪術相撲」についてです。呪術相撲とは何か?お相撲さんが呪術で戦うのでしょうか?というフリのイラスト。
ベナンという国のとある地域ではモイ家とタルエレ家がたびたび争いになっていたそうです。
そこで呪術師が「呪術相撲」で争いを鎮める方法を提案。
一族から代表者を決めて相撲でカタを付けるというのが伝統的な呪術相撲だそうです。通常の相撲と違う点は相手の能力を無効かしたりこちらがパワーアップしたりという呪術を使うことらしいのですが…
ルールは極めて簡単で背中をついたほうが負けというどこの国でもあるようなもの。ただし身体に「グリグリ」とよばれるわっか状のものを身に着けるのが特徴で、これを使って呪術を操るのだそうです。詳しくは番組で!
田中さんちの廊下の風景
旅行中、呪物仲間が呪物を置いて行ってくれるので部屋が呪物であふれかえっているのだそうです。アパートの共同廊下に置いて行かれるので更新時にトラブルになっているとか…たしかにこんなのがズラリと廊下に並んでいたらめちゃめちゃ怖いですよね。
以上、呪物蒐集家の田中俊行さんのコーナー用イラストの紹介でした。
(2025/03/31 01:17:37時点 Amazon調べ-詳細)
イラスト制作のご依頼や取材依頼など、是非お気軽にご相談ください。
24時間以内に回答致します。