徳川家康の人生最大の後悔とは…
フジテレビ「世界の何だコレ!?ミステリー」でOAされた「天下人!徳川家康人生最大の後悔」と題したエピソードのイラストを担当しました。
時は戦国時代。徳川家康の長男として生まれた松平信康はさまざまな武功をあげるも武田氏との内通を疑われてしまいます。
当時家康と同盟関係にあった織田信長。その娘「徳姫」と結婚した信康でしたが、敵対する武田氏への内通をしているとの報をうけた信長が大激怒。
家康に対し、長男信康を切腹するように命じてしまいます。
家康に仕える武将に服部半蔵という忠臣がいました。三方ヶ原の戦いなどで武勲を上げ、家康の命を救ったことから直々に槍をもらい受けたこともあるのだそう。
その忠実な部下である服部半蔵が信康の切腹の介錯をすることになったというからさあ大変。
職務を忠実にこなす服部半蔵。
かと思えば刀を落としてしまいます。
「私にはできない…」と泣いて空を見上げたとか…。
そんな信康が最後に残した言葉とは、
「私は決して裏切ってなどいない」
敵方を偵察していたのですが、それを内通だと疑われてしまった完全な冤罪だったというのです。
しかし命令が翻ることはなく、松平信康は20歳の若さでこの世を去ることになりました。
時が流れ、関ヶ原の戦いに挑む徳川家康。その戦のさなか「もしせがれが生きていればどんなに心強かったことか…」と長男信康を救えなかったことを後悔し続けていたという切ないエピソードでした。
ちなみに上記内容は三河物語に則って語られています。
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