こんにちは、在宅ワーカー歴20年のイラストレーター榎本よしたかです。
前回はデスクツアーで作業環境の紹介をしましたが、今回は作業部屋そのものの紹介をしたいと思います。イラストレーターに限らず、クリエイターやリモートワークされている方の参考になればうれしいです。
登場人物
よしたか 元家具デザイナーのフリーランスイラストレーター 地味に活動歴は長い |
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ぴよきち フリーランスクリエイターを目指す初心者くん 意識だけはプロ並み |
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ぴよりん 同じくイラストレーターを目指す初心者ちゃん 一攫千金の野望有り |
デスク周りについて
W1500xD600のデスクをL字型に配置して作業環境を構築しています。モニタは4枚使用し、それぞれの用途にあわせて…
書斎スペースについて
こちらのガラステーブルが書斎スペース。資料を広げたり読書したりする空間です。もともとはテレビ台だったものに高めの足をつけてテーブルとして使用しています。
こちらはT型フォード。115年くらい前の車の模型だね。見ての通り100年くらい前のものが好きなんだ。ちょうど産業革命が到来して急速に発展した文化が華やかなりしころ。日本だと文明開化真っ只中の時代だね。イギリスだとヴィクトリア朝が終わったあたり。発明に次ぐ発明で人々の生活が豊かになっていった頃、世界大戦の前の牧歌的時代感。誰もが明るい未来を信じていたあの時代が好きなんだ
書斎の上に浮かぶのは飛行機の木製模型群。
まずはこちらをご紹介。オットー・リリエンタールのA005標準機。空を飛ぶ夢のために生きた人で、鳥の羽根を模したハングライダーを実際に作って丘の上から2000回を超える飛行実験を行ってドイツの航空工学発展に大きく貢献した人物。最後は転落死してしまうのだけれど、その精神はライト兄弟に引き継がれて現在の航空機発展へと繋がりました。勇気をもって前人未踏の領域に足を踏み入れたその高い精神力は尊敬に値します。
こちらはオーストリアの飛行機エトリッヒ・タウベ。その名の通りハトがモチーフになっていて、現在の飛行機にだいぶ近い形をしています。安定性が高い飛行機だったので多くの会社に製造されたものの、第一次世界大戦がはじまると軍用機として用いられ史上初の爆撃機として機能した負の歴史も持っています。
そしてアルバトロスD.III。第一次世界大戦ではドイツの撃墜王レッドバロンことリヒトホーフェンが乗っていたことで有名になった飛行機。ライト兄弟が初飛行を成功させてからわずか13年後にこんな戦闘機が開発されたそのスピード感には驚きを禁じ得ません。
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シェルフ・本棚について
シェルフはガーデニング用のアイアンシェルフを使用しています。ウェーブの効いたデザインがアールヌーボー感があって好きです。額にはアルフォンス・ミュシャ。下の棚にはゴヤやシャガール、ムンクやロックウェルなどの画集を並べています。奥にあるのは本棚と30年来の付き合いがあるサンバーストのアコースティックギター。
その他のインテリアについて
こちらはL字型に配置した作業机の連結部分。電話やレターボックスをヨーロピアンランプが照らしています。壁のタイラックに今まで行ったことがある外国の紙幣を記念にクリップしています。コロナ禍で止まっているけどまた増えるといいな。
天井はファン付きシーリングライトで壁にはスチームパンクハット。旅先で出会ったフクロウくんなんかも思い入れがあってお気に入り。こうして好きなものに囲まれていることで自分を奮い立たせて日々の仕事に元気よく取り組めているという実感があります。
以上、イラストレーター榎本よしたかの作業部屋紹介でした。8畳と決して広くはない部屋だけれどいろいろと工夫して快適に仕事ができる空間づくりが出来ていると思います。在宅ワーカーの皆様のなにかの参考になれば幸いです。
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