「千鳥かまいたちゴールデンアワー」用イラスト
2026年7月15日に放送された、日本テレビ「千鳥かまいたちゴールデンアワー」の番組用イラストを制作しました。
この日は、日本各地の驚きのエピソードからクイズを出題する「全国早押しクイズSP」。僕が担当したのは、栃木県日光市にあるカート場「グランデ・イソーラ」を訪れた、若き日のレオナルド・ディカプリオのエピソードです。
ディカプリオが希望した日本での休日
番組によると、映画『タイタニック』のPRで来日していたディカプリオに、映画会社の担当者が「休みがあるんで、何がしたい?」と尋ねたそうです。
するとディカプリオが希望したのは、
・日本の電車に乗りたい
・温泉に入りたい
・猿が見たい
という、日本を満喫するための三つの体験でした。
そこで一行は、浅草から東武特急スペーシアに乗って日光・鬼怒川方面へ。なんと、スペーシアにある個室6部屋をすべて借り切って移動したそうです。豪勢ですね。
駅では混乱を避けるため、一般の乗客が降りてドアが閉まったあと、乗務員室からディカプリオ一行が姿を現したとのこと。世界的大スターならではの、かなり厳重な移動ですね。
タクシーの窓から偶然見つけたカート場
日光に到着した一行は、閉園後の日光猿軍団を訪問。ディカプリオたちのために、特別に1ステージを披露してもらったそうです。たぶん、日光猿軍団を見て楽しむレオナルド・ディカプリオを描いたイラストはこれが世界初だと思います。シュールでしょ。
猿軍団を楽しんだあと、タクシーでホテルへ戻る途中、ディカプリオが窓の外にレーシングカートを発見しました。
そのカート場が、鬼怒川温泉近くにある「グランデ・イソーラ」です。
興味を持ったディカプリオはタクシーをUターンさせ、そのままカート場へ。最初から旅程に組み込まれていたわけではなく、通りすがりに偶然見つけて立ち寄ったのでした。
店主はディカプリオを知らなかった
ところが、「グランデ・イソーラ」代表の大島さんは、俳優や映画にほとんど興味がなく、目の前にいる若者がレオナルド・ディカプリオだとはまったく知らなかったそうです。
大島さんがその正体を知ったのは、遊び終わって領収書を書くときでした。
宛名を尋ねると、同行していた男性から名刺を渡され、そこには映画会社「20世紀フォックス」の名前が。
さらに「今日、日本で公開されている映画に出ている人なんですよ」と教えられ、ようやく映画俳優が遊びに来ていたことを知ったそうです。
相手が世界的スターだから特別に接待したのではなく、最後まで普通のお客さんとして接していたというのも、なんとも面白い話ですね。
160周走った翌日、店主が驚いたこと
カートに乗ったディカプリオは、すっかり夢中になりました。その日に走った周回数は、なんと160周以上。少し体験して帰るどころか、延々とカートを走らせるほどハマってしまったのです。番組ではここで、
「大島さんが驚いた、ディカプリオのある行動とは?」
というクイズが出されました。
正解は――
「次の日もカート場に来た」
でした。
大島さんが翌日店を開けると、そこには再びディカプリオの姿が。前日に160周以上も走ったにもかかわらず、もう一度カートに乗るためにやって来たのです。
世界的なスターが、タクシーの窓から偶然見つけた栃木県の小さなカート場を気に入り、二日連続で訪れる。なんとも微笑ましいエピソードですね。
失われた『タイタニック』の名場面
さらに、記念撮影の際にもこんな出来事があったようです。
ディカプリオは大島さんの奥さんの後ろに回り、その腰にそっと手を添えようとしました。ところが、相手が誰なのかよく分かっていなかった大島さんは、妻が外国人に触られそうになっていると思い、
「ダメダメ!触るのダメダメ!」
と慌てて制止。
しかし、あとになって考えてみると、ディカプリオは映画『タイタニック』でジャックがローズの腰に手を添える、あの有名な場面を再現して記念写真を撮ろうとしてくれていたのだと気づきました。
もし大島さんが止めていなければ、奥さんは本物のディカプリオを相手に、あの名場面を再現できていたことになります。一生自慢できるネタですね。そのため奥さんは、夫婦喧嘩になるたびに、
「あんたのせいで本人にやってもらう予定が台無しになった!」
と、30年近くたった今でも大島さんに愚痴るのだそう。世界的スターとの一生ものの記念写真を、夫が全力で阻止してしまった――。大島さんに悪気はなかったとはいえ、奥さんが今も悔しがる気持ちは少し分かりますね。
今回のイラストでは、映画会社の担当者に休日の希望を伝える場面、スペーシアで日光へ向かう姿、日光猿軍団を楽しむ様子、タクシーからカートを発見してUターンする場面、店主が初めて正体を知る場面などを描きました。
以上、「千鳥かまいたちゴールデンアワー」で使用された番組用イラストのご紹介でした。
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