今回のワーケーションもOtellさん
登場人物
よしたか 元家具デザイナーのフリーランスイラストレーター 地味に活動歴は長い |
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ぴよきち フリーランスクリエイターを目指す初心者くん 意識だけはプロ並み |
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ぴよりん 同じくイラストレーターを目指す初心者ちゃん 一攫千金の野望有り |
ワーケーションとは?
いざ伊東温泉へ出発!
天候に恵まれた2023年12月中旬。こだま741号名古屋行きに乗り込み熱海に向かいました。今月上旬に商談イベントに出展するなど慣れないことをしたからか肩こりがひどくなってきたので湯治目的で熱海からさらに南の伊東へと向かいます。
トンネルを超えたら車窓から海が見えてテンションがあがりました。
伊東駅に到着!たくさんの提灯が出迎えてくれました。中心には「花と海といで湯のまち」の文字。伊東のキャッチコピーなんでしょうね。
駅から徒歩10分でホテルに到着。今回はホテル暖香園さんにお世話になりました。創業は明治22年(1889年)という老舗旅館で5泊6日のワーケーションの始まりです。14時のチェックイン時間まで少し時間があるからロビーで待つことにしました。
老舗ながら手入れが行き届いた快適なロビー。wifiが入るのでここでコーヒーを飲みながら軽作業するのもアリだなぁと思いました。
ロビーの隣には休憩所が設けられていて13:30~18:30の間フリードリンクが楽しめます。ウェルカムドリンクもこちらでいただきました。(画像はホテル暖香園様提供)
案内されたお部屋がコチラ。贅沢にもツインルームを手配していただきました。思ったより断然広くて快適!
今回の作業環境はこちら
今回の作業テーブルは幅156cm、奥行き56cmと幅広で十分なスペースがありました。しかもデフォルトで設置されているモニターは23.8インチと大きめ。HDMIコード付きなのですぐにサブモニターとして使用できました。この環境にワーキングチェアがついていて実に快適でした。
室内wifiにつないで回線速度を計測した結果がコチラ。下りが40Mbpsもあれば仕事に差し支えることはまずないので安心です。滞在中不安定になることもなく快適に使用できました。
仕事の合間に歴史に触れる観光をしよう!
ホテルから少し歩くとこの風景。風は少し冷たいけれど日差しが温かくて散歩日和でした。仕事の合間に気軽に海を見に来れるのがワーケーションのいいところです。
海辺を散策していたら帆船のブロンズ像を発見しました。ここは日本で初めて洋式帆船が建造された土地だそうです。調べてみると1600年に英国人ウィリアム・アダムスさんがオランダ船で東洋探検に出航したものの嵐に遭い大分県に漂着。海賊かと思われて投獄されるなどいろいろあったものの時の権力者である徳川家康に拝謁し、人柄を買われて外交顧問として重用されたとのことでした。
徳川幕府といえば鎖国のイメージが強いですが、当時の家康は海外の貿易を積極的に進めたかったらしくアダムスさんに洋式帆船の建造を命じて、造船所のあった伊東で二隻の帆船が作られたそうです。その後正式に家康の家臣となり三浦按針(あんじん)と名前を変えて青い目の侍として大航海時代に活躍したのだとか。
海からホテルへの帰り道で偶然みつけた東郷平八郎元帥の別荘。現在は伊東東郷記念館として有形文化財になっているそうです。日曜日しか開館していないそうで今回はご縁がなかったけどまた機会があれば来てみたい施設です。
海から伊東大川沿いを歩いていると趣ある建物が目に入りました。東海館という昭和3年創業の温泉旅館だそうです。旅情が高まる風景ですね。平成9年まで営業されて今は文化施設なのだそうです。
なんと入館料200円で見学できると知って早速入館。内装もすごく味わい深い建築で昭和情緒が堪能できました。書院障子や欄間の組子細工が美しくて見入ります。
大広間は120畳もあり大迫力。昭和時代は大勢の唄や踊りで賑わったのでしょうね。3Fの客室では高速wifiのリモートワークルームもありました。文豪気分で仕事ができていい気分になれそうですね。
大広間の舞台脇を飾っていた孔雀の彫刻もお見事。ちなみにこの東海館、漫画テルマエロマエの舞台になったことでも有名だそうです。
さきほど帆船のブロンズ像で知った三浦按針さんの特設コーナーが館内に設けられていて、実際に建造された帆船の模型があって楽しめました。この船は「サン・ブエナ・ベンツーラ号」と名付けられ太平洋を横断してメキシコまで航海したとか。
現地の船大工を指揮して帆船建造を進める三浦按針さんの模型もありました。こんな風に地面に穴をほって建設されたんですね。400年ほど前の伊東でこんな風景が実際にあったんだなぁと歴史に思いを馳せました。
高いところに登ってみよう!
伊東駅からバスで40分の大室山に行ってきました。綺麗な円錐台の形になっていて火口のまわりを周遊できました。伊東市のシンボル的な山であるらしく、標高580mと高尾山よりも少し低い山ですが、単成火山で周りに高い山もないため360度パノラマが楽しめました。
天気にも恵まれたため富士山もこの通りくっきり。なんという絶景!しばらく見とれていました。
登るのはリフトオンリーで往復1000円。現在は環境保護のため徒歩での登山はできなくなっているようです。
東南の方角には伊豆諸島も見え、伊豆大島はもちろん利島や新島、式根島や神津島まで見渡せて絶景を楽しむことができました。100km近い距離があるのにこんなにハッキリ見ることができてびっくり!
山頂に浅間神社があったのでお参りしてきました。安産と縁結びの神様が祭られているのだそうです。先日商談イベントに出展したからよい企業と縁が結ばれるといいな。
火口周りはちょうど1kmほどの道になっていてちょっとした登山気分を味わえました。富士山の方角を向く五智如来は400年近くまえに設置されたものらしく、網元の娘が幼くして身ごもったのですが、この浅間神社での安産祈願が成就したためお礼にと設置されたのだそうです。古くから信仰されているんですね。
大室山の名物、三福団子を食べて下山しました。富士山のキャラが刻印されているのがかわいい。みたらし味で頂いたのですがもちもちでとてもおいしかったです。大福・幸福・裕福三つの福が込められているのだそうですよ。
個人的伊東グルメベスト5をご紹介!
第5位は和食処にしむらさん!
地元の人で賑わう食堂でお刺身&アジフライ定食をいただきました。刺身はマグロ、かんぱち、鯛でどれも新しく、アジフライはふわふわと柔らかくて新鮮な食感でした。
第4位はヤマモトコーヒー二番館さん!
昭和のレトロ喫茶な外観ですが、入口をくぐると2mは優に超える本格的な戦艦大和の模型に出迎えられ度肝を抜かれました。店主の趣味なのかな?
ランチメニューの和風ハンバーグステーキが絶品でした。丁寧に手作りされた本格的なハンバーグで、食後のコーヒー付き。大和を眺めながら飲むコーヒーは格別です。一番館と二番館が向かい合っているのですが、一番館は喫煙可らしいので注意が必要です。
第3位は大衆食堂のぐちさん!
ホテルから徒歩30秒のところにある大衆食堂のぐちさん。夜はカラオケもできる酒処だそうですが昼間はお安く定食をいただけます。
特筆すべきは牛もつ煮のすばらしさ。モツのほかにフワなどいろいろな内臓が入っていてどれもぷりぷりと新鮮で実に美味でした。いままで食べたもつ煮の中でもトップオブトップ。品川まで足を運び良いモツだけ仕入れていると話す女将さん。ナイス目利きだと思いました。伊東に寄っておいしいもつ煮を食べたい方にはイチオシのお店です。
第2位はお食事処ふるやさん!
ご自宅のリビングで営業されている食堂ふるやさん。靴を脱いであがればご夫婦であたたかく迎えてくださいます。ふわっと漂うおばあちゃんち特有の香りが親戚の家に遊びに来た気持ちにさせてくれます。
いただいたのはロースカツ定食。小鉢のひとつひとつが丁寧に味付けされていて実においしくいただきました。なめこ汁も味わい深くて良き。おばあちゃんが話してくださる昔話など聞きながら食べているとなんともいえないノスタルジーを感じました。いつまでも元気で営業されてほしい。
第1位は肴料理囃子(はやし)さん!
大将のおまかせ料理をいただいたのですがどの肴も美味しくて唸りました。刺身を海苔入りの刺身醤油につけて食べるのが新鮮でしたし、煮魚も濃い味付けはせず素材の味を生かすやさしい調理がされており、少し京都っぽさを感じたので大将に尋ねてみると、昔京都で修行されたと話されていました。途中ビーフシチューがでてくるなど変化球もあって飽きさせない工夫がされており、次に伊東に来た時も是非寄りたいお店でした。
番外編 熱海おさかな大食堂さん!
こちらは旅の帰りに熱海に立ち寄った際にいただいた海鮮てっぺん丼。最初は醤油で味わって次にごまだれに味変して、最後は茶漬けにしていただけるので最後の一口まで楽しめました。店内は明るく店員さんがにぎやかで「はい!熱海~!」の掛け声がひっきりなしに響きます。料金は観光地価格ですが、質がいいし元気がもらえるお店なのでおすすめですよ。
そしてやっぱり温泉三昧は最高!
温泉地ワーケーションの良いところは朝夕晩自由に入れる温泉三昧なところに尽きます。客室で長時間作業しても肩こりや腰痛と無縁でいられますし、お肌もスベスベになって調子が良い一週間でした。(お風呂の画像はホテル暖香園様提供)
暖香園さんの温泉は単純温泉ですが、泉質が身体に合うのかいつもより疲労回復効果が高く感じました。湯が柔らかくサラリとしていて肌に優しいのもよかったですね。ゼルダの伝説で例えるならハートがぽこんぽこんと一つずつ回復していくあの感じを体感できたというイメージです。
旅行料金について
夜の東海館もカッコいいです。川の手前にある松川遊歩道もライトアップされておしゃれに彩られていました。是非近くに来たら散歩してみてください。
さて、そんな伊東旅行は名残惜しくも最終日。今回もOtellさんのサービスを使ってお得に宿泊することができました。食費、交通費を除く旅行料金は以下の通りです。
5泊6日プラン | 31,680円(税込) |
入湯税 | 150円x5日=750円(税込) |
合計:32,430円
以上、ワーケーション体験記伊東編でした。最後までお読みいただきありがとうございました!
唐突ですが妻にインタビュー
Otellアンバサダーに任命されました!
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