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ルフィグループ幹部・小島智信受刑者との面会イラスト【TBSテレビ/追跡24時】

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TBSテレビ「追跡24時」用イラスト

TBSテレビの「最前線!密着警察24時&追跡24時」という番組用に特殊詐欺「ルフィグループ」の幹部・小島智信受刑者のイラストを描きました。

「ルフィグループ」は、フィリピンを拠点に特殊詐欺を繰り返し、2022年から2023年に日本各地で起きた一連の広域強盗事件に関与した犯罪グループの通称です。幹部らは秘匿性の高い通信アプリを使い、日本国内の実行役に指示を出していました。

ルフィグループ幹部・小島智信受刑者との面会

2026年5月、僕は番組MCの恵俊彰さん、ノンフィクションライターの栗田シメイさんとともに東京拘置所を訪れ、小島受刑者と約20分間面会しました。面会当時は最高裁への上告中でしたが、その後、懲役20年の刑が確定しています。この記事では、放送で使用されたイラストと、実際に話して印象に残ったことを紹介したいと思います。

面会室のドアから入ってきた小島氏はよれよれの薄緑の囚人服に四肢に刻まれた迫力あるタトゥー姿ではありましたが、いざ話してみると意外にもおだやかな語り口で凶暴さ等は感じられませんでした。それは恵さんも同じ感想だったようです。

小島受刑者が語った「闇バイト」という言葉の由来

SNSで「闇バイト」を募集し、集めた若者たちに、住宅や店舗を襲わせていたそうです。強盗致傷や強盗殺人を含み、一連の事件では1人が死亡し、複数の負傷者が出ました。事件は、匿名性の高い「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」の典型例として広く知られましたが、小島受刑者は、犯罪の実行役を募集する際に「闇バイト」という呼び名を考案したのは自分だと語りました。

なんでも以前ダークウェブの世界に「闇の職業安定所」というサイトがあり、いろいろと悪い取引をしていたそうなのですが、そのサイト名に着想を得て「闇バイト」という言葉を思いついたのだそう。本人曰く「バイトの方が気軽に応募してくれそうじゃないですか」とのことでした。

応募してくるのは主に借金のある若者だそうで、その理由はギャンブルだったりソーシャルゲームへの課金だったりする場合がほとんどだそう。女性の場合はホストクラブへの借金が多かったと話していました。「闇バイトだからね?わるいことするからヘタすると捕まるよ?と、オレはきちんと説明していたんですよ」と小島受刑者。しかし、危険を伝えたことが、犯罪に人を勧誘した責任を軽くするわけではありません。その言葉には、自分の責任を切り分けようとする響きもあるように、僕には感じられました。

犯罪組織を「会社」と呼んだ理由

詐欺グループの「整理屋」として活動していた時期に、実用的な資格として日商簿記2級を取得したそうです。MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)なども取得していたことから組織内では重宝され、後に実行役を勧誘する「リクルーター」となり、幹部として暗躍。小島受刑者は犯罪組織を「会社」と呼んでいました。犯罪を通常の仕事のように捉えていた、という感覚が印象に残りました。

フィリピンの収容施設での生活

小島受刑者は日本で特殊詐欺事件の逮捕状が出され、フィリピン当局に拘束。入管施設に収容されていたそうですが、「金があれば何でもできる場所だった」とのこと。具体的にはちょっと書けない話が多いのですが、プロジェクターを使った映画配信サービスの利用などもでき、娯楽には困らなかったそうです。

フィリピンの収容施設では、金銭によって待遇が変わるという話は耳にしていました。しかし、実際に収容されていた人物の口から聞くと、なんとも複雑な気持ちになりました。

日本に身柄を引き渡されてからは裁判を受け、強盗致傷ほう助などの罪に問われ1審、2審で懲役20年の判決を受けています。2026年8月、最高裁で上告が棄却され実刑が確定。

東京拘置所の面会室をイラストで再現

しかし面会室ってドラマで見るほど広くはないんですね。ライターの栗田さんと恵さんと僕の3名ならんでぎゅうぎゅう状態でした。アクリルに丸い穴も開いておらず、お互いの声はマイクを通して聞こえるという仕組みでした。おおよそ20分の面会時間でしたが、非常に濃い体験をしました。

ところで東京拘置所って上から見るとこのように見事なパノプティコン構造(中央に監視塔を置き、その周囲に監視される人々の部屋を配置する仕組み)に見えるのですが、中に入ってみると曲線の通路などで構成されていて意外な感じがしました。

あと、とてつもなく広いです。ここには2000人超の受刑者や被告人(2026年6月時点)等が収容されているのだそうです。ロビーには面会に来られたのであろう色々な髪の色の方が居られたのが印象的でした。

恵俊彰さんに17年来のお礼を伝えました

東京拘置所から出るところを撮影されていたらしくちょこっと紹介されてました。恵さんがMCを担当する番組は「ひるおび」は初期から、その前身である「2時っチャオ!」の時代からイラストを担当していたので、17年ほどお世話になっている旨お礼ができたのはよかったです。

以上、「追跡24時」用イラストのご紹介でした。



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yoshitakaworks
フリーランスのイラストレーター/法廷画家/漫画家です。テレビ番組用イラストや書籍・広告用イラストを描いています。 親しみやすく、使いやすいイラストをハイスピードでご提供いたします。コミカルなタッチから法廷画まで幅広いタッチで対応可能です。
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