フジテレビ様の情報番組「直撃LIVEグッディ！」の裁判報道用に法廷画を制作しました。（2016～2017）
覚醒剤取締法違反事件
清原和博被告人法廷画（2016年/東京地裁にて）
覚醒剤剤取締法違反の罪に問われた元プロ野球選手、清原和博被告人。検察側は冒頭陳述で、清原被告がプロ野球選手を引退した2008年すぎから、覚醒剤の使用を始めたと指摘。清原被告人の供述として「引退後、目標をなくし生活が乱れた。コーチや監督を希望したが、声を掛けてくれた球団はなく、心の隙間を埋めるために覚醒剤を使った」との内容が読み上げられた。情状証人は佐々木主浩氏が出廷。懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決が下った。
政務活動費詐取事件
野々村竜太郎被告人法廷画（2016年/神戸地裁にて）
政務活動費を約９１３万円をだまし取ったとする詐欺罪と虚偽有印公文書作成・同行使罪などに問われた野々村被告人。衝撃の「号泣会見」が話題になった。法廷では涙をこぼしたり号泣したりすることは一度もなかった被告人は公判で「記憶にありません」「覚えておりません」と繰り返し主張したが、「重篤な健忘をきたすような心身の障害はうかがえない」として懲役３年執行猶予４年の有罪判決が下った。
名古屋ハト男傷害事件
村永義雄被告人法廷画（2017年/名古屋地裁にて）
ハトへの餌やりを注意した男性を蹴ってあばら骨を折るなどの怪我を負わせたとして、傷害罪に問われた名古屋市の無職、村永義雄被告人。検察側は冒頭陳述や論告で「近所迷惑と認識しながら餌やりを続け、注意した住民や市の職員に水を掛けたこともあった」と指摘。「注意に腹を立てたという動機に酌むべき事情はなく、餌やりを繰り返す恐れもある」と主張した。村永被告は被告人質問で「餌をやらなければハトが死んでしまうと思っていた」と説明。「今後はやめる」と述べ即日結審。懲役6カ月執行猶予3年の判決が下った。出所した現在、やはりハトに餌をやり続けている。
「声優のアイコ」昏睡強盗事件
神いっき被告人法廷画（2017年/東京地裁にて）
東京都や神奈川県で昏睡強盗や盗みを６件繰り返し、計約２７０万円相当の現金や腕時計などを奪ったとされる昏睡強盗事件。神被告は性同一性障害で、普段は男性として生活していたが、犯行時には女性の服を着てヒョウ柄の帽子をかぶり、男性に声をかけていたという。公判で弁護側は、「被告は解離性障害の影響で、みさきという女性の別人格が犯罪をした。被告は自分を制御できない状態で、責任能力はなかった」と無罪を主張したが退けられ、懲役10年の判決が下った。
リアルナンパアカデミー事件
大瀧真輝被告人法廷画（2018年/東京地裁にて）
▼証人に母親が出廷し、赤面する被告人
女性に酒を飲ませ、酩酊状態にさせたうえ性交したとして、準強制性交等罪と集団準強姦罪に問われているナンパ講座『リアルナンパアカデミー』（通称RNA）の塾生だった大瀧真輝被告人。路上やクラブで声をかけた女性に大量に飲酒させ、意識を失わせた状態で性交に及ぶ行為を繰り返し、その動画を共有し、性交回数をメンバー内で競い合うといった非道な手口が話題となった。卑劣かつ計画的であり、酌量の余地がないことから懲役7年、未決勾留日数30日算入の判決が下った。
イラスト制作のご依頼や取材依頼など、是非お気軽にご相談ください。
24時間以内に回答致します。
